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3月15日、やまがたクリエイティブシティセンターQ1にて“「伝わる」資料作成の極意がわかるセミナー”を開催しました。「伝わる」ための資料の押さえどころを学ぶことができました!

3月15日(金)、Y-bizは日本国内のフォント市場でトップシェアを誇る株式会社モリサワさんと共催で、“「伝わる」資料作成の極意がわかるセミナー”を開催しました。

過去に2度開催され、
「見やすさや読みやすさの大切さを再認識した」「すぐ実践してみたい」
など好評を得たモリサワさんとの共催セミナー。今回も引き続き同社メディア・ユニバーサルデザイン・ディレクターの橋爪昭代さんを講師にお迎えし、「伝わる」ためのロジックやフォントの使い方など、「伝わるビジュアルの仕組み」について解説していただきました。

印象の強く残った、「センスではなくスキル」、という言葉。
橋爪さん曰く、「資料を上手に作れないのはセンスがないから」と取違えられがちですが、実際は、デザインのノウハウを取得し情報をわかりやすく伝えるスキルで解決できることが多いそうです。

今回のセミナーでお集まりいただいたのは、主に組織の管理職やリーダーをはじめとする約20名の皆さまです。

「伝える」ではなく「伝わる」状態を理解することをゴールとし、前半は「伝える」と「伝わる」の違いや、情報を「誰のため」「何のため」に伝えるかについて学びました。後半は実践編として、「伝わる」ビジュアルに必要な具体的な要素や伝え方について、事例を用いたグループディスカッションや橋爪さんからの具体的な改善方法の解説が行われました。


「フォントが統一されていないから見づらい」
「この文言は思い切って削除したほうが良いのでは」
「何を伝えたいかわかりづらいので明確にした方が良い」
グループディスカッションで1つのチラシを例に挙げ「伝わる」資料に改善していくシーンでは、普段から情報発信に携わっている方や指導のお立場にある方が多くいらしていたためか、次々に改善案があがり活発な雰囲気に。多様な視点からの意見が飛び交いました。

セミナー終盤では、「伝わる」要素のひとつである「フォント」についてのお話も。


皆さまは「UDフォント」をご存じでしょうか。モリサワさんが開発されたこのフォントは、読みやすさに加えて遠くからでも文字の形がわかりやすく、読み間違えにくいことをコンセプトにデザインされています。そのため、ディスレクシアの方や、老眼、白内障の方も比較的認識がしやすいフォントと言えるのだそうです。また業務場面では、資料を読むのにかかる時間が短縮できるという結果もでているそうです。
読みやすいフォントを活用する事は、より多くの方に「伝わる」ことと密接に関わっているのですね。

今回のセミナーで学んだことは、すぐにでも実践できることが多く、Y-bizスタッフ一同大変勉強になりました。参加された皆様からも「目からウロコだった」、「すぐ活用したい」といった声もいただきました。ぜひ社内に持ち帰りいただき、組織の土台作りに役立ててもらえましたら幸いです。


Y-bizでは今後も、事業者さまの売り上げアップのためにお役にたてそうなセミナーを展開していきますのでぜひご期待ください。

■モリサワさんの過去のセミナーブログはこちらから
https://ybiz.jp/seminar/seminar-2823/
「伝わる」情報発信セミナー第2弾
https://ybiz.jp/seminar/seminar-2418/
「伝わる」情報発信セミナー第1弾