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コツを押さえれば、もっと「伝わる」資料になります!「伝わる」情報発信セミナー第2弾を実践形式で開催しました。

Y-bizでは、日本国内のフォント市場でトップシェアを誇る株式会社モリサワさんと共催で、「伝わる」情報発信セミナーの第2弾を、2月15日に開催しました。
今回は、第1弾のセミナーで学んだ「伝わる」紙面づくりの基礎を踏まえた上で、PowerPointで作成した資料データを、参加者の方に実際に編集してもらい、理解を深めていただこうと企画した実践編です。

どうしたら「伝わる」ビジュアルに仕上がるのか、大事なポイントを学んだ第1弾について、詳しくはこちらのブログをご覧ください↓
https://ybiz.jp/seminar/seminar-2418/

前回に続き、講師にお招きしたのは、UD(ユニバーサルデザイン)フォントの普及・推進活動を行う、モリサワの橋爪昭代さんです。
橋爪さんは、まず前回のセミナーを振り返りつつ、人がいかにして資料を認識するのかに始まり、フォントの強弱や色、載せる情報の取捨選択など、「伝わる」資料を作成するにあたっての大切なポイントをお伝えいただきました。

その後、参加者の方々に、前半部分のノウハウを活用して、事前に配布された資料を編集していただく実践タイムに突入。
皆さん、取ったメモを確認したり、近くの席の方と話しあったり、時には講師である橋爪さんと、サポートでお越しいただいた野村さんから直接アドバイスを受けながら、じっくりと課題に取組みました。
実は今回、参加者の方々とともにY-bizスタッフも課題に挑んだのですが、頭では理解している(つもりな)のに、実践しようとすると思うようにいかず…。学んだノウハウを一つ一つ試し、「ああでもない、こうでもない」と手を動かしました。
まさに、百聞は一見にしかず、です。

約45分の実践タイムの終了後は、周りの人と自分の修正した資料について、意見交換をしました。
「実はこういう編集にしたかったんだけど、うまくできなかった」など、難しさを感じていらっしゃる方もいましたが、「ここを変えると、ぐっと見やすくなったんです」とコツを自分の資料にしっかりと落とし込んでいる方もおられました。

最後に橋爪さんより、参加者の方が修正した資料の優れた点を解説していただいたり、さらに別の観点から、こういった編集もできます、とご説明していただいて、セミナーは幕を閉じました。

今回のセミナーを終え、相手に「伝わる」ようにするためにはどうするのか、手を動かすことで、より深く理解できたと感じます。
参加者の方からは、
「帰って早速資料に反映したいと思います」
「他の社員に共有したい」
と前向きな感想をいただきました。

今後もY-bizでは、事業者さんにお役立ていただけるよう、セミナー等のイベント企画などにも取組んでまいりたいと思います。