地域の産業界と大学をつなぐ場として活動している東北芸術工科大学の後援会では、会員企業の皆さんを対象に、セミナーを企画・開催しています。
10月28日（火）には、センター長の富松が講師を務め、「売上を伸ばす『気づき』と『発想』－鍵は顧客目線と強みの活かし方－」をテーマに講演を行いました。

本講演では、売上向上に向けた取り組みの着眼点や発想の工夫について、具体的な事例を交えながら紹介しました。
自社の強みに気づき、それを事業展開に活かすための視点や手法をお伝えする内容となりました。

講演後の質疑応答では、参加者の皆様から多くの質問や感想が寄せられ、率直で活発な意見交換は私たちにとっても多く気付きをいただく場になりました。
強みを活かしたひとつの新商品開発がきっかけで、新たな取り組みに対する社員の方々のモチベーションが上がった事例に対しては、参加者の方から「改善点を探すばかりではなく、付加価値を加える発想で事業を生み出そうと社員にも働きかけている」といった意見もお聞きできました。ほかにも、「考え方の新たな視点が得られた」、「強みを活かすための具体的なヒントになった」といった感想が寄せられました。

今回の講演でお伝えした発想のヒントが、ご参加された皆様の今後の取組みに少しでもお役立ていただければ幸いです。

今回、このような場を通じて、Y-bizの取り組みや視点、そして地域の事業者様の具体的なチャレンジ事例をご紹介する機会をいただけたことを大変嬉しく思います。
これからもY-bizでは、こうした学びや交流の機会を大切にしながら、企業の皆様の課題解決や新たな気づきにつながる情報発信に努めてまいります。