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セミナー・ 講演情報 Seminar

「伝わる」情報発信セミナー第一弾を開催。「伝わる」ビジュアルに必要な要素とノウハウを学びました。

12月7日、Y-bizでは、「伝わる」情報発信セミナー第一弾を、やまがたクリエイティブシティセンターQ1にて開催いたしました。
今回のセミナーは、日本国内のフォント市場でトップシェアを誇る株式会社モリサワさんと共催で実施しており、OfficeアプリでチラシやPOPなどの販促物、お客様へのお知らせやご案内などを作られている事業者さん、18社にお集まりいただきました。

開催場所である、「Q1」は、クリエイティブと産業を暮らしでつなぐ、創造都市やまがたの拠点として、9月にオープンしたばかり。
ということで、セミナーの冒頭では、株式会社Q1の方より、シェアオフィスや、レンタルスペースを巡りつつ、「Q1」が目指すものを教えていただきました。

Q1の施設案内をしていただきました。

その後、「伝える」のではなく「伝わる」情報のデザイン作成の研修と、誰もが読みやすいUD(ユニバーサルデザイン)フォントの普及・推進活動を行う、モリサワの橋爪昭代さんがご登場。
橋爪さんからは、人が受け取る情報のうち、約8割が視覚から得ているという話に始まって、伝えたい思いをラブレターに例えながら、相手にどうすれば「伝わる」のか、視覚情報の作成レベルを上げるためのフォントの重要性を教えていただきました。

一方的ではなく、相手に「伝わる」情報の大切さを学んだ後は、橋爪さんから、「どんなところが良くないのか、近くの方と話し合ってみてください」と、セミナーチラシの制作例が配布されました。

「文字に統一感やメリハリがない」、や「どんな人に来て欲しいか伝わらない」といった様々な意見が事業者さんから飛び交いました。

橋爪さんが事業者さんの意見をまとめてから、事前にご用意してくださった、読みにくい部分を改善した制作例を事業者さんにお配りすると、事業者さんからは、視覚的に「伝わる」ビジュアルに変化したチラシに、納得の声があがりました。
そして、実際に自分たちで作成する時はどのように「伝わる」ビジュアルに仕上げていくのか、フォントの選び方や文字のサイズなど、細かい点も交えて、大事なポイントを教えていただきました。

約2時間のセミナーを終えて、最後には質疑応答の時間があり、いくつか質問が寄せられたほか、個人的に自社で作っている資料などについて、直接橋爪さんに質問されている方もおられ、関心が深いテーマであると感じました。
この日、学んだ紙面づくりの基礎を、皆さんが行っている情報発信ツールに活かしていただければ、嬉しく思います。

なお、2月15日(水)に開催する第二弾では、オフィスアプリ(Word/PowerPoint)で作成した資料データを編集する実践編です。
第1弾と、次回の第2弾でお伝えするノウハウを使い、「伝わる」資料へ改善する過程を体験していただけます。
申込み方法などは、後日ブログやHPでご案内しますので、楽しみにお待ちください。