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事例紹介 Consulting Cases

<新商品・新サービス開発/第一ほうせいさん>お祭りや舞台の世界観を崩さない。踊っても浮かない「おまつり専用マスクカバー」のオーダーを受付けています。

着物をリビング用品にリメイクするサービスを本ブログでご紹介した第一ほうせいさんが、この夏開催されるお祭り参加者へ向けた「衣装に馴染むマスクカバー」のオーダーメイドサービスを始められました。

第一ほうせい代表 鈴木ゆかりさんとロゴ・刺しゅう入りのマスクカバー。

コロナ禍で中止されていた祭りが再開の動きを見せている中、県令ではパフォーマーに対して不織布マスクの着用を義務付けています。
着物縫製・卸販売業を営む第一ほうせいさんでは、4月の上杉まつりを控えたある時、上杉神社の方より、市販の不織布マスクだけでは衣装から浮いてしまい、伝統ある祭りの雰囲気が崩れてしまう、と相談を受けたと言います。確かに不織布マスクがお祭りの雰囲気とマッチせず、そこばかり目立ってしまう気がしますよね。

そこで、古くから神事などで用いられてきた「覆面」や、歌舞伎でも昨今利用されているマスクカバーをヒントに、ハリのある袴生地を選び、高級感あるマスクカバーを作成。袴生地を使用しているので、神輿を担いだり踊ったり大きく体を動かしてもペラペラとめくれ上がることがないのも大きな特徴です。

色は黒、紫、紺、青竹色(明るめの緑)の中から選択可能。

カバーには、洗濯機で丸洗いでき、且つ乾きも早い袴生地を使用しています。丈夫な生地なので、繰り返し洗って清潔に使っていただけます。数日間続けて開催されるお祭りもありますし、この時期は特に汗で蒸れたりするため、お手入れが簡単なことも嬉しいポイントです。

なお、第一ほうせいさんでは、「お祭り専用マスクカバー」を、衣装に統一感を持たせるための選択肢としても使ってもらえるよう、袴生地のマスクカバーを2パターン、最短5日で用意できるということです。また、カバーの形は、笛を吹きやすくするためのスリットを入れるなどのオプションも対応しています。そのほか、プリントや刺繍といった、よりオリジナリティのあるものも対応できますので、詳細は第一ほうせいさんまでお問合せください。

「おまつり専用マスクカバー」特設ページ↓

https://momoiro5.wixsite.com/salon/matsuri

着用事例。4月29日~5月3日に開催された上杉まつりの様子(上杉神社ご一行)。

実際に着用した方や、目の前でご覧になった方からは、洗濯機で丸洗いできる便利さや、不織布マスクだけの場合より、カバーを着けた方が祭りの雰囲気に合っていると、好評だったとのこと。

祭りが再開し始めた今、「マスク時代の名脇役」として、脚光を浴びそうです。

Y-bizでのご相談中、このマスクカバーを依頼があり作られたということをお聞きし、詳しくヒアリングしていきました。その中で、マスクカバーに袴生地を選ばれている背景や、最短納期が5日であること、さらに笛用のスリットが入れられることなど、着物の縫製のノウハウをもつ第一ほうせいさんならではの強みが活きた商品であるということに気が付きました。

そこで、これからのお祭りシーズンに皆さんに活用頂けるよう、サービス化し発信することをご提案。これからお祭りを控えているパフォーマーの方々により広く周知ができるよう、プレスリリースの作成と、WEBサイトでの特設ページの開設をお手伝い致しました。

【メディア情報】

8月4日 山形新聞 11面(経済)

今年は、県内でも3年ぶりにお祭りの開催が相次いでいます。

街全体が高揚感に包まれるお祭り。
これから開催されるお祭りでは、雰囲気を壊さず、気分をさらに盛り立ててくれる「おまつり専用マスクカバー」に注目が集まりそうです。

■株式会社第一ほうせい

山形県米沢市中央2丁目5-50

0238-22-8221

http://www3.omn.ne.jp/~housei/

https://momoiro5.wixsite.com/salon(きものモモ彩WEBサイト)

https://www.instagram.com/kimono_momoiro/?hl=ja(きものモモ彩Instagram)