11月のある日、霞城公園南門より、徒歩約2分という立地にオープンした「café art（カフェ アルト）」に行ってまいりました。
同店は、バルーンとアーティフィシャルフラワーで結婚式やイベント会場の装飾・コーディーネートを行うアルトバルーンさんが運営されている、山形初のバルーンカフェです。

「店内のバルーンを見て可愛い～、と写真を沢山撮られている方も多いんです」と話してくださったのは、アルトバルーンの伊渕南々絵さん。お話しの通り、バルーンならではの思わず写真を撮りたくなるような可愛らしさ、華やかさは残しつつ、シックな色調のインテリアでまとめられており、年代や性別を問わず、ゆるりとカフェタイムを過ごすことができそうです。

創業から25年、素敵な空間を演出されてきたアルトバルーンさんが、なぜカフェをオープンされたのか、まずはその理由から伊渕さんにお伺いしました。
「弊社は山形駅西口・霞城公園付近に立地しているので、カフェという気軽に人が立ち寄れる「場」をつくりたいと思いました。また、お祝いにバルーンを贈るというイメージがなかった方にも、カフェという場が、バルーンを知っていただける入口になれば嬉しいです。」
実際に、バルーンの購入にも繋がっているそうで、併せてカフェで提供している、「アニバーサリープラン（デザートの盛り合わせは、メッセージも対応可能）」や、写真映え確実の「バルーン装飾プラン」をご希望のお客様もいらっしゃり、大切な記念日でのご利用が増えてきていると言います。
また、「山形駅も近いので、今後は観光や地域のみなさまと連携して、山形駅西口の活性化にも繋がるイベントを展開していきたいと考えています。」と伊渕さんは語ります。

なお、このおしゃれな店内でいただけるのは、キッシュプレートや、マフィンプレートといったブランチメニューや、小麦・砂糖・卵・乳製品不使用の焼かないスイーツ「ロースイーツ」などです。
私にとって初めての出会いだったこの「ロースイーツ」は、熱に弱い栄養素を摂ることもできて、“罪悪感ゼロスイーツ”とも呼ばれているのだとか。実は、見た目以上に満足感も高いので、体の内側からキレイを目指したい方にぴったりです。

例年、霞城セントラルにて、柔らかな光とバルーンの演出で見る人を楽しまる、ウィンターイルミネーションの企画装飾も手掛けられているアルトバルーンさん。今年も11月23日（水・祝）から点灯がスタートしています。木々が鮮やかに染まった霞城公園を散策して、その後近くの「café art」でゆっくり、そして夜にはイルミネーションというお出かけコースも、この時期ならではのおススメです。
いつものお出かけが特別なものになる、霞城セントラルのイルミネーションもお見逃しなく。

アルトバルーンの伊渕さんとは、Y-bizの開所間もなくから、今に至るまで定期的に意見交換をさせていただいております。「café alt」がオープンする前には、オープンを周知するテレビCMの内容について作戦会議し、お店の魅力や特徴が短い時間で伝わる表現をディスカッションしました。
そんな伊渕さんに、Y-bizに対してのお気持ちを伺うと、「悩んでいる時や、まだ考えがまとまっていない時に、客観的に言葉にしてもらって、不安が減ったり、いつも素敵な機会を繋げて頂いたり、感謝しております。」と、相談の1時間を大切に感じておられるということをお話いただきました。

今回、「café art」に訪問して、「バルーンは自分のために購入する人は少なく、誰かに喜んで欲しいという思いからバルーンを贈られるので、その気持ちに応えたいし、双方に満足していただきたいです。」と伊渕さんが語るように、カフェも、バルーンとアーティフィシャルフラワーで彩る空間づくりと同様に、お客様に喜んでもらいたいという強い気持ちが根底にあるのだな、と感じました。
お客様を温かく包んでくれるようなお店の雰囲気にも納得です。
ぜひ皆さんも足を運んでみてください。

■café art（カフェ アルト）
山形市城南町２丁目１０−２３
023-645-7717
https://www.instagram.com/cafe_art_7717/