山形市平清水に工房を構え、自ら育てた染料植物を使い、山形県産の絹布や和紙などを中心に草木染めを行っている「草木染工房　瓶屋」さん。
土づくりから植物の栽培、染色、作品づくりまで、一つひとつの工程を丁寧に手仕事で行い、自然がもたらす“移ろいの色”を作品へと美しく映し出しています。
そんな瓶屋さんで、今年も年末限定の「繭玉の正月飾り」が販売中です。

この繭玉飾りは、約30年前から手がけてきた、毎年心待ちにされている方も多い人気の商品です。
紅花・藍・日本茜など、染料畑で育った植物でふっくらと染め上げた繭を使い、柳の枝のしなやかな曲線に、一粒ずつ丁寧に繭玉をあしらった「柳の枝タイプ（大・小）」と華やかで存在感のある「扇タイプ」をご用意しています。
お歳暮や新年のご挨拶にも喜ばれる一品です。

繭は古くから、魔除けや豊穣を願う縁起物として親しまれてきました。自然の色に染められた繭玉は、来る一年をやさしく彩ってくれるようです。

「繭玉の正月飾り」は店舗のほか、ECサイトからもご購入いただけます。
一点一点手づくりのため数量限定での販売です。お早めにお求めください。

▼お問い合わせ・ご注文
お電話 ▶ 023-625-7736（草木染工房　瓶屋）
ECサイト ▶ https://kameya-co.jp/product-category/cocoon/

年の瀬を迎えるこの時期、繭玉の正月飾りで、新しい一年の準備を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今年、作品発表の場がますます広がった「瓶屋」さん。
和紙屏風の「風を感じて」が第34回日工会展で入選されたほか、日本最古の私立美術館「大倉集古館」（東京都港区虎ノ門）の特別展「藍と紅のものがたり」では、ミュージアムショップにて作品が販売されました。
最近では、「第5回 日本和文化グランプリ」において、手漉き和紙麻布紙カーテン「風のおもてなし」と、草木染 月山手漉き和紙三層仕立屏風「波紋」が入選するなど、作品の表現力で魅了した一年となりました。
自然の色を探求し続ける瓶屋さんの取り組みは、これからも多くの方に広がっていきそうです。

■草木染工房　瓶屋（かめや）
山形市平清水151番地
023-625-7736
https://kameya-co.jp/
https://www.instagram.com/kusakizome_kameya/
https://www.facebook.com/kusakizomekouboukameya/