10月21日、山形市立商業高校にてプロジェクトマネージャーの菅野が、国際コミュニケーション科の2年生40名に向けて講演をいたしました。
菅野が卒業した科でもある、国際コミュニケーション科は英語を通しての実践的コミュニケーション能力の育成を目指しています。

菅野からは、Y-bizでの相談業務についてお話をしながら、留学を希望していたり、海外で働きたいと考えていたりする人も少なくない同科の生徒さんに向けて、自身の8年の海外生活についても振り返り、「心地悪さの中に成長がある。怖いと思うことにも、挑戦していってほしい」とお伝えしました。

また、海外生活では文化の違いから驚きと発見が多々あり、「自分の中の正解」が崩れたという具体的なエピソードを挙げました。そして、正解は「誰がどこから見るか」によって動いていくものであり、「他者の正解と自分の正解が違っていても良い」という、自らの文化圏から出ていくことで育つ視点についても触れると、生徒から「今悩んでいる気持ちが楽になった」と感想を頂きました。

講演後には、「どのようにコミュニケーションを取りながら働いていたのか」など、不安の多い海外生活での疑問を中心に質問が寄せられました。また、この場での質問が叶わなかった生徒の方に、個別に質問に応じる時間もいただき、留学制度や進路の決め方についてお話する場面もありました。
これからそれぞれの道に進む生徒さんが夢へ向かっていく後押しとなれば、嬉しく思います。

今後も、Y-bizでは今回のように地域の若い世代の方を含む、地域コミュニティとの連携・協力を図り、山形を元気にできるよう取り組んでまいります。