Y-biz 山形市売上増進支援センター

事例紹介 Consulting Cases

<新商品・新サービス開発/ヒカルマシナリーさん>万年筆とインクの専門店が監修した、世界に一つだけの万年筆インク専用ポット「カーヴ・オブ・アリア」の販売を開始されました。

山辺町の金属加工業、ヒカルマシナリーさんが、万年筆・インクの専門店で全国からも万年筆好きの方が来店される「川崎文具店(岐阜県大垣市)」さんの監修のもと、使いやすさを追求した万年筆インク専用ポット「カーヴ・オブ・アリア」の販売を始められました。
同商品は、旋盤職人が金属の丸棒から削り出して作るオーダーメイドの1点物です。ステンレス100%で錆に強いため、その美しさを長く愛でていただけます。

「カーヴ・オブ・アリア」ルビンズ・インクポット。

こちら、よく見ると人の横顔が見えてきませんか?

実は外側の形状が横顔を表現することができる“ルビンの壺”と呼ばれる形になっていて、自分はもちろん、家族や友人など好きな人物の横顔で製作することができます。内側は、万年筆の太さやインクの吸いやすさを考慮したサイズになっています。

万年筆沼にハマっている方や、唯一無二のインクポットを使いたい方、特別な記念品を贈りたい方などにお勧めです。

(※芸能人やキャラクターなど、肖像権や著作件を侵害する恐れがあるものは、注文不可)

使用イメージ。

ちなみに、「カーヴ・オブ・アリア」という名称は、インクポットの曲線と、美しく緩やかな舞曲を意味する「アリア」を掛け合わせて名付けられました。その名の通り、滑らかな曲線が印象的ですよね。

ヒカルマシナリーさんは、主にBtoB向けのロボット部品や工場の設備備品の製造を行っていますが、2年ほど前から、より広く金属と金属加工技術について知ってほしいと金属加工の魅力を伝えるBtoC商品の製品販売をスタート。金属製のハンコ立てや、Twitterのやり取りから誕生したルビンの壺型の置物、そして、1月にY-bizでご紹介した大人の積み木「TSUMIKI Pen Stand」など、遊び心のある製品を次々と製作し、話題となりました。

「TSUMIKI Pen Stand」については下記のブログをご覧ください↓

https://y-biz.blog.jp/archives/27958929.html

なお、今回のコラボレーションは、ヒカルマシナリーさんの金属加工技術と、「川崎文具店」さんの専門性や世界観を融合したもので、岐阜県大垣市にあるGaki-Biz(ガキビズ)との連携ネットワークで実現しました。
Y-bizではこれまで、ヒカルマシナリーさんのBtoC向けのオリジナル商品に関して継続的にサポートさせていただいております。その中でGaki-Bizとの連携から、同市の「川崎文具店」さんにご協力いただき、オンラインで4者間の打合せを行ってまいりました。

昨年には、「川崎文具店」店主の川崎さんが山辺にあるヒカルマシナリーさんの工場を見学にいらっしゃり、製作現場をご覧になった上で、意見交換を重ね、最終的な形を詰めていきました。

そして、製品の形が見えてきた後は、申込み方法の整理や、チラシづくりをサポート。ITアドバイザーの伊藤が加わって、「カーヴ・オブ・アリア」の全体像を表すキャッチコピー案やチラシの作成をサポートするなど、万年筆愛好家に響くよう、チラシに載せる情報を整えていきました。

完成したチラシはこちら↓

中日新聞に、「カーヴ・オブ・アリア」が掲載されました!

2022年7月15日 中日新聞

https://www.chunichi.co.jp/article/508506

お気に入りの万年筆と、世界に一つだけのインクポット「カーヴ・オブ・アリア」で、書く時間をさらに豊かにしてみませんか?

ご購入は、「川崎文具店」さん店頭及びオンラインショップ、または、ヒカルマシナリーさんまでお問合せをお願いいたします。

問合せ先:023-664-6495

ヒカルマシナリーさんでは、今後も「モノづくりのワクワク感」を届けるため、日々の暮らしの中で楽しめるこだわりの商品を作っていきたいと話されています。また、コラボレーション企画も進めていく予定だということです。

いつも大人の遊び心をくすぐる製品が登場するヒカルマシナリーさん。次も楽しみですね!

■有限会社ヒカルマシナリー

山形県東村山郡山辺町山辺2962-1

023-664-6495

https://hikaru-machinery.jp/